EVモーターズJ、14社から14.5億円を調達｜短報

ロジスティクスEVモーターズ・ジャパン（北九州市若松区）は27日、黒字経営が安定する段階を指す「シリーズCラウンド」にあたる追加資金調達を実施したと発表した。第三者割当増資により、インキュベイトファンド（東京都港区）、JA三井リース九州（福岡市博多区）など合わせて14社から、14.5億円を調達した。

これにより、同社がシリーズCラウンドとして実施した資金調達は終了。全ラウンドの総資金調達額は47.25億円となった。

今回の資金調達は、受注済みの顧客向けの仕込み資金、今後想定される大量受注の案件などへ対応するための国内商用EV量産組み立て工場の建設資金、EV市場のニーズに的確に対応するための試作車両・デモ車開発の研究費、組織体制の強化などに充てる。

同社は「強固な商用EV量産体制の構築とさらなる車両ラインナップの拡充を図り、ゼロエミッション社会の実現へまい進していく」としている。