ロジスティクス栗林商船が12日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比10.2%増の498億5400万円、営業利益が20億6000万円(前期は1億400万円)、最終利益は18億3500万円(前期は9000万円)となった。
海運事業は、売上高が7.6%増の467億1600万円、営業利益は4.7倍の16億8300万円だった。北海道定期航路は、鋼材や雑貨など一部貨物の動きが後半にかけて緩やかになったものの、減少基調にある紙製品を除き、本州間での中短距離輸送のシャーシ貨物、商品車両は前年を上回る輸送実績だった。加えて、運航の合理化、効率化が奏功し、増収増益となった。
近海航路では、三国間定期航路は堅調だったが、不定期船部門については燃料油価格の上昇や近海船の傭船市況の変動によって増収減益だった。
24年3月期の通期業績は、売上高が5.7%減の470億円、営業利益が41.8%減の12億円、最終利益は40.1%減の11億円を見込んでいる。
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