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滋賀の臨床供給施設で治験薬など超低温保管

2023年5月25日 (木)

拠点・施設医薬品製造や遺伝子治療などを手がける米キャタレントの日本法人、キャタレント・ジャパン(東京都港区)は25日、滋賀県の臨床供給施設で遺伝子や細胞などの先進治療の治験に必要な超低温保管、キッティング、配送サービスを拡大すると発表した。

▲滋賀の臨床供給施設(出所:キャタレント・ジャパン)

新たに導入された極低温冷凍庫と搬送装置は、治験用先端治療薬の保存環境を整備し長持ちさせるよう設計された。治験用先進治療薬の取り扱い、保管、管理能力を高めるキャタレントの企業戦略に沿った取り組みの一環で、キャタレント・ジャパンの松村忠浩社長は「要件の変化や成長に応じてキャパシティーを高める基盤を整備した」と述べた。

滋賀の施設は2021年10月に開設。同社は16年に静岡県掛川市を拠点に日本市場へ進出したが、治験薬の需要が大きい関東圏と関西圏の中間地点として、滋賀県に戦略的移転を果たした。延床面積は6000平方メートルで、同社にとって米国・フィラデルフィア、シンガポール、中国・上海の施設と同様に、超低温保管能力を備えている施設の一つとなっている。一次包装や物流、実際の需要に応じた柔軟な臨床供給を行っている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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