糸満市で沖縄ヤマト物流施設が完成、荷さばき強化

国内フクダ・アンド・パートナーズ（東京都中央区）は26日、同社が基本計画や設計・施工者選定支援、設計監修などを行った、沖縄ヤマト運輸の「沖縄ヤマト運輸」（沖縄ベース、沖縄県糸満市）が、22日に完成したと発表した。

▲沖縄ヤマト運輸の外観（出所：フクダ・アンド・パートナーズ）

1万8716平方メートルの敷地に延床面積2万6000平方メートルの同施設は、既存の敷地・建物を有効利用したプロジェクト。既存の車両整備場とクール室を撤去し、そこに荷さばき棟を増築。敷地の空きスペースには本社棟と250台の駐車場棟を新築した。本社棟を中心にして、荷捌き棟と駐車場棟の3棟を渡り廊下で連結し、雨に当たらずに各棟への移動ができるように設計。建ぺい率を最大限生かし、土地を有効利用した。

同プロジェクトには、インターネット通販やインバウンド需要の拡大による、取扱荷量を増加する目的があり、荷捌き棟はこれまでの1.5倍の荷物を受け取れるようになった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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