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東京海上日動、自動運転向け遠隔監視サービス開始

2023年6月14日 (水)

サービス・商品東京海上日動火災保険(東京都千代田区)とプレミア・エイドは自動運転レベル4の社会実装を支えるため、「自動運転向け遠隔監視・インシデント対応サービス」の提供を開始したと14日発表した。

▲自動運転向け遠隔監視センター(出所:東京海上日動)

これにより、プレミア・エイドは東京都千代田区神田に自動運転向け遠隔監視センターを開設し、自動運転関連事業者や自治体などのニーズに応じてサービスを提供する。具体的には、自動運転車の走行状況・乗車方法・トラブルなどの相談に幅広く対応するコールセンターの設置。自動運転車等の走行・運行状態を遠隔監視することで、事故やトラブルの防止、またトラブルが生じた際にはオペレーターから乗客へ呼びかけを行い、自動運転関連事業者と乗客の走行・運行をサポートしたり、消防などへの連携、現場への駆け付け、代替交通手段の手配をしたりする。

さらに両社と東京海上ディーアールは、自動運転車の走行前・走行中・事故時の各フェーズに安心・安全を提供するため、3 社のソリューションを組み合わせた「自動運転導入・運行支援パッケージ「Hawk SafEye」(ホークセーフアイ)の提供も発表した。自動運転車の事故防止を支援する「リスクアセスメント」、安心・安全な運行を支援する「遠隔監視・インシデント対応サービス」、事故に備える「保険」を自動運転関連事業者のニーズに合わせて提供する。

▲サービス概要(クリックして拡大)

ことし4月、改正道路交通法の施行により自動運転レベル4の公道走行が可能となった。公道走行時には、安全な運行確認や事故時の対応などのため、自動運転事業者には車両内もしくは遠隔で自動運転車の監視にあたる「特定自動運行主任者」の配置が義務付けられている。また、自動運転車を用いた運送事業については、遠隔監視などの一部業務の外部委託を可能とする方向性も示されている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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