出光、無灰型ディーゼルオイル開発でGSC賞表彰

認証・表彰出光興産は15日、「金属分を含まない無灰型ディーゼルエンジン油「idemitsu AshFree（イデミツ・アッシュフリー）」の開発」により、新化学技術推進協会の第22回グリーン・サステイナブル ケミストリー賞（GSC賞）で、「奨励賞」を受賞した。今年4月の第73回自動車技術会賞「技術開発賞」に続く受賞となる。

▲受賞者4名、左から藤浪行敏氏、清水保典氏、甲嶋宏明氏、葛西杜継氏（出所：出光興産）

GSC賞は、「人と環境にやさしく、持続可能な社会の発展を支える化学」を定義とする、グリーン・サステイナブルケミストリーの推進に貢献する優れた業績を挙げた個人、団体を表彰するもの。GSC推進への貢献が将来期待できる業績に贈られる賞として「奨励賞」が設けられている。
イデミツ・アッシュフリーは、ディーゼル車の排ガス浄化処理装置DPF内の目詰まりの原因となる灰を発生させない、独自の添加剤処方技術により、DPFの寿命延長やメンテナンスコストの削減を実現。環境問題に貢献するとともに、関連するドライバーや整備士の労働環境改善にもつながることで、2024年問題にも貢献する技術として評価された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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