
▲アクシス・リバー(出所:川崎重工)
荷主川崎重工は6月30日、ジクシスにLPG(液化石油ガス)燃料推進機関を採用したLPG・アンモニア運搬船「AXIS RIVER」(アクシス・リバー)を引き渡したと発表した。川重がジグシスと契約する3隻目の船となる。
「アクシス・リバー」は、従来の8万4000立方メートル型のLPG運搬船から積み荷容量を、86700m3型に拡大し、アンモニアの運搬も可能にした川重の最新船型LPG・アンモニア運搬船の一番船。低炭素なエネルギーとしして活用されているLPGと、脱炭素社会に向けた新たな燃料として活用が期待されるアンモニアを同時に運搬することができる。
重油とLPGを燃料で利用できる二元燃料機関を採用しており、温室効果ガスや大気汚染物質の排出削減を見込む次世代型環境対応船として完成させた。また、世界の主要LPGターミナルに入港できるように全長や幅などの船体主要目を従来船型から大きく変えることなく、カーゴタンクの容積を増量した。
新船は、川重がLPG燃料推進機関を採用した8隻目の船で、同社が引き渡したLPG運搬船では71隻目となる。
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