パワーX、室蘭市と電気運搬船などで連携協定

M&Aパワーエックス（東京都港区）は12日、北海道室蘭市と電気運搬船や蓄電地の利用を通じた室蘭港におけるカーボンニュートラルポートの形成に向けて、連携協定を締結したと発表した。

具体的には、同社が開発する電気運搬船の運用において、室蘭港を北海道における拠点港の一つとして利用することや、室蘭市が進める洋上風力関連産業と電気運搬船の開発の相互協力を検討すること。また、室蘭港臨海部における再生エネルギー活用・カーボンニュートラルポートの形成・新産業創出・災害時の電力確保など、地域のレジリエンス向上に関する取り組みを検討することが含まれる。

室蘭港は北海道内で採掘した石炭の積み出しや、石油製品や火力・原子力発電部材の製造など、国内の製鉄・鉄鋼業を支える港湾である。また、造船産業の集積を活かした洋上風力関連産業拠点としての役割を果たすなどの取り組みを進めている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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