エスライン2Q、物流関連は増収も経費増で減益

財務・人事エスライングループ本社が9日発表した2024年3月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比3％増の244億9800万円、営業利益が同9.9％減の2億6400万円、最終利益が5％減の2億2000万円で増収減益だった。

主力の物流関連事業は全体の売上高は3％増の241億300万円。企業間物流を主とする輸送サービス部門では貨物輸送物量が低調に推移し減収。商品保管や物流加工を行う物流サービス部門では、保管施設の有効活用や流通加工業務の取引先からの移管要請などで増収を確保した。家電配送・設置業務や大型貨物の個人宅配を行うホームサービス部門では、東北地区の家電配送網の拡大により増収となった。

営業利益が2％減の4億5800万円。原油価格の高騰による燃料費の増加、社員の待遇改善、求人費・社員教育費などの人件費の増加、新施設の減価償却費や施設使用料などの経費増加で減益となった。

24年通期連結業績は、売上高が前期比1.9％増の490億円、営業利益が同8.3％増の9億円、最終利益が55.1％減の6億5000万円を見込む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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