エア･ウォーター物流､イオン北海道の物流構造改革

認証・表彰エア・ウォーターは26日、子会社のエア・ウォーター物流（札幌市中央区）が、イオン北海道（白石区）とイオングローバルSCM（千葉市美浜区）と協力し、国土交通省など主催の物流パートナーシップ優良事業者表彰で「物流構造改革表彰」を受賞したと発表した。

取り組みは、荷主であるイオン北海道の物流構造改革の一端。荷主と業務委託先を上下関係で結ぶ固定従価制の契約方式から、3PLを担うエア・ウォーター物流と同等の戦略的パートナーシップを結ぶことで、物流を荷主と業務委託先、3PL事業者の共通のアセットとして課題解決に取り組む体制とするオープンブック方式を推進した。改善の責任所在を明確化し、環境変化の共有と迅速な対応を可能にした。

業務委託先と物流収支を共有する方式のため、物流課題に対して3PLを含む3社が率先して議論を進める形に移行。これにより、2022年の運行数を21年比で94.6％、車両を95.8％削減するとともに、CO2も年間5％に相当する86.5％削減した。

▲表彰式の様子（出所：エア・ウォーター）

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LOGISTICS TODAY編集部
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