フェデックスエクス、新中国本社を設立

国際フェデックスは17日、子会社のフェデックス・エクスプレスが中国本社オフィスを開設したと発表した。

同国・上海市内を流れる黄浦江のほとりに位置する同本社は、2600平方mの広さを有し、戦略開発、エンジニアリング、運営、マーケティング、販売、財務管理などの機能が統合されている。固定デスクの代わりにコワーキングエリアを設置し、さまざまな業務内容に合わせた柔軟な働き方が可能だ。

▲フェデックス・エクスプレス中国本社オフィス（出所：フェデックス）

同社は1984年に中国市場に参入し、現在では102の支店と100以上の物流拠点を設立、1万1000人の従業員と3000台の車両を擁し、週に300便以上の国際線を運航している。2004年には、上海に中国本社を設立しており、ボーイング777貨物機の導入や、上海浦東国際空港を貨物ハブとして運用開始するなどして、米国やヨーロッパ間の配送効率と利便性向上を強化している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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