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川崎汽船、液化CO2船の定期傭船契約締結

2024年2月7日 (水)

荷主川崎汽船は6日、Northern Lightsが発注した4隻の船隊のうち、3隻目の液化CO2船について、船舶の賃貸借契約である裸用船契約と定期用船契約を締結した、と発表した。締結日は2日。今回の契約で、2024年に引き渡しが予定されている2隻に引き続いて、管理船は合計3隻となる。

▲Northern Lights 液化CO2船(出所:川崎汽船)

Northern Lightsは、欧米の石油メジャーなどが出資する合弁会社。CO2排出が避けられない産業に対し、可能な限り脱炭素化が進められるよう、CO2の輸送と貯留サービスを提供し、顧客から受け取ったCO2を船舶でノルウェー西部の受け入れ基地に輸送し、パイプラインで海底2600メートルの貯留層に圧入する予定だ。

24年の運用開始を予定しており、欧州域内の顧客に安全で信頼性の高い輸送と貯留サービスを提供する。

ロンドンを拠点とする川崎汽船の子会社が、管理船3隻の船舶管理を引き受ける。ノルウェーやデンマーク、オランダを拠点とする顧客から回収したCO2をノルウェーにあるNorthern Lightsの受け入れ基地まで輸送する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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