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倉庫の転倒をAI検知、熱中症対応を迅速化

2026年7月17日 (金)

環境・CSRSOREST(ソレスト、東京都新宿区)は17日、監視カメラ映像から作業者の転倒を検知するAI(人工知能)ソフトウエア「MirAI-X」の最新版「V1.9」を8月3日に出荷すると発表した。学習データを従来比で2倍に拡充し、倉庫や工場、建設現場などでの一人作業や熱中症発生時の早期対応を支援する。

同製品は、カメラ映像をパソコン上でリアルタイム解析し、作業者が床面に倒れた状態が数秒間続いた場合に転倒と判定する。検知後はパトライト、電子メール、スマートフォンなどを通じて管理者へ通知する。事故自体を防止する機能ではなく、異常の早期把握によって救助や治療までの時間を短縮することを目的とする。

工場や倉庫では、四つ這いでの点検、床面作業、座り込みなど、転倒と似た姿勢が発生しやすい。最新版では人物の外観や姿勢を画像から直接解析する方式を採用し、こうした通常作業を転倒と判断する誤検知の抑制を重視した。社内評価では検知率90%超を確認したとしているが、実際の検知性能はカメラ位置や照明、作業環境などに左右される。

1台のパソコンで最大16台の監視カメラを同時解析でき、既設設備への接続にも対応する。2025年6月に施行された改正労働安全衛生規則を背景に、暑熱環境下の倉庫や、一人で点検・保守を行う現場での導入を見込む。価格はオープンで、無料の試用キットも提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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