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三井倉庫HD3Q、国際運賃の単価下落で減収減益

2024年2月7日 (水)

財務・人事三井倉庫ホールディングス(HD)が7日に発表した2024年3月期第3四半期決算は、売上高が1974億6400万円(前年同期比15.7%減)、営業利益が168億9500万円(同20.8%減)、最終利益が99億7500万円(24.4%減)となった。

物流事業は売上高は16.2%減の1909億5200万円、営業利益は19%減の159億200万円となった。

フォワーディング業務では海上・航空運賃の単価下落の影響により減収減益。家電メーカー向けの物流は、海外の生産拠点から日本国内への国際輸送が低調に推移した。家電量販店向けの物流は、国内において大型の白物家電の保管・輸配送業務や宅配設置業務が好調に推移し取り扱いが増加した。また、国内の家電や日用品などの輸配送におけるトラック積載効率の向上や、物流センターにおけるオペレーションの効率化など、コスト削減と同時に人件費や燃料費の高騰への対応も行った。

24年3月期の通期連結業績は、売上高が前期比9.3%減の2730億円、営業利益が同17.2%減の215億円、最終利益が24.4%減の118億円と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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