タイミーに大手物流4社が資本参画、人材課題解決へ

M&Aスキマバイトサービス「タイミー」を提供するタイミー（東京都港区）は21日、同社に、AZ-COM丸和ホールディングス、セイノーホールディングス、NIPPON EXPRESSホールディングス、福山通運の大手物流4社が資本参画し、新規株主になった、と発表した。

物流業界の2024年問題で、トラックドライバーの深刻な人手不足が予想されるなか、タイミーに掲載された物流系業務の募集人数は年々増加傾向にあり、23年は前年と比べて1.8倍に増え、過去最高を更新しているという。

今回資本参画した物流4社とのパートナーシップの強化について、タイミーは、短期的には「スキルを要しない仕事の切り出しによるトラックドライバーの負担減少」につながり、中長期的には「女性や若者らの多様な人材との接点づくり」の機会提供などが可能になるとしている。

タイミーは物流大手企業と連携し、物流業界でのタイミーの利用拡大や、さらには物流業界で働く上でのスポットワーカーのスキル向上、その後の長期就業を目的とした取り組みなどを実施し、「物流業界における人材課題の抜本的な解決に貢献することを目指す」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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