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JMU、ワンハイ向けコンテナ船引き渡し

2024年4月23日 (火)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(横浜市、JMU)は23日、有明事業所(熊本県長州町)で建造された3055TEU型コンテナ船「WANHAI 372」(ワンハイ372)を、シンガポールのWANHAI LINES向けに引渡したと発表。この船は、アジア域内、中長距離航路に投入されることを想定し、高い積載能力と航海性能を誇る。

「WANHAI372」は、ホールド内で最大12列×6段、デッキ上では14列×7段のコンテナを積載可能。全長203.50メートル、幅34.80メートル、深さ16.60メートル、喫水11.50メートルという寸法で、載貨重量は37160トンに達する。また、MAN-B&W製ディーゼルエンジンを搭載し、最高速力は21.50ノット。

本船は、環境性能と運航性能の向上を目指し、最新の解析技術を用いて低抵抗性を実現した設計が特徴。従来の船舶と比較して、高いレベルでの性能が求められる中、同社の技術により両性能が高められている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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