
▲ダブル連結トラック(出所:アサヒグループジャパン)
ロジスティクスアサヒグループジャパン(東京都墨田区)とNEXT Logistics Japan(NLJ、東京都新宿区)は10日、持続可能で生産性の高い物流の実現に向け、25メートルダブル連結トラックを用いた工場間直送を13日から開始すると発表した。この取り組みにより、ドライバーを2人から1人に減らし、CO2排出量を35%削減する効果が期待される。
アサヒグループのアサヒ飲料明石工場と群馬工場間での商品輸送は、これまで2台の大型トラックで行われていた。NLJのダブル連結トラックを使用することで、より効率的な1台での輸送が可能となり、環境への配慮とともにコスト削減が実現する。これはアサヒグループにとって、工場間全区間の直送をダブル連結トラックで行う初の試みとなる。
両社はこれまでにも、日本初の水素燃料大型トラックの走行実証や物流最適化ソリューションシステム「NeLOSS」(ネロス)の実証実験を行うなど、環境保護と物流効率化に取り組んできた。今後もダブル連結トラックによる直送の便数増加や他工場間、他企業との荷物混載などを検討し、物流の省人化とCO2削減に取り組むとしている。
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