調査・データ東京商工リサーチは6日、ことし5月の「ゼロゼロ融資」の倒産状況を発表した。
これによると5月の「ゼロゼロ融資(実質無利子・無担保融資)」を利用した企業の倒産は前年同月比15.5%増の67件で、これまで月間最多だったことし3月と並び最多件数となった。24年3月から3か月連続で60件を超えるなどハイペースで推移しており、ゼロゼロ融資を利用した企業の倒産は累計1500件に達した。
産業別では、最多がサービス業が22件(前年同月比37.5%増)で、全体の3割(32.8%)を占め、建設業が14件(同6.6%減)と続いた。運輸業は5件で、66.6%増加した。
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