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道路貨物運送業の倒産、5月は46件

2024年6月11日 (火)

調査・データ東京商工リサーチは10日、2024年5月の「道路貨物運送業」に関する倒産件数が46件に達し、前年同月比で119.0%増となったことを発表した。これは、過去20年間で最多の記録となった。

倒産の主な原因はコストアップと「2024年問題」によるもので、燃料価格の高騰やドライバー不足が影響している。また、4月からの時間外労働時間の上限規制も倒産増加の一因となっている。資本金1000万円未満の小規模企業が多く、適切な価格転嫁が難しい状況が続いている。

道路貨物運送業の倒産増加は物流の停滞を引き起こす懸念がある。政府による適切な対策と業界の抜本的な改善が急務であると指摘されている。

(クリックして拡大、出所:東京商工リサーチ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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