サービス・商品住友倉庫は6月27日、東京都が募集していた「燃料電池フォークリフトマッチング導入支援事業」に応募し、トライアル利用者として選定されたと発表した。水素を燃料とする燃料電池フォークリフト(FCFL)を2か月間使用し、導入効果の検証などを行う。
トライアルの実施期間は8月から9月までで、同社では東京都江東区の東京支店お台場営業所で使用する。FCFLを貸与するのはトヨタエルアンドエフ東京で、水素充てん設備は鈴木商館が提供する。
都は水素エネルギーの需要拡大や早期の社会実装化を目指すとして、将来的にFCFL導入を検討している企業に車両や水素充てん設備などを貸与する事業を行っている。
FCFLは、利用時に水しか排出せず、CO2の削減に役立つ。また、短時間での充てんが可能で、長時間稼働する現場での利用に適していることから、都は物流業界などの脱炭素化と水素利用の拡大のためFCFLの導入を促進している。
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