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山九が物流環境大賞で特別賞を2件受賞

2024年7月4日 (木)

(出所:山九)

認証・表彰山九(東京中央区)は4日、日本物流団体連合会が主催する第25回物流環境大賞で、特別賞を2件受賞したと発表した。いずれもトラック輸送から鉄道輸送への転換で、CO2の排出量削減やドライバーの負担軽減を実現した。

特別賞を受賞したのは、三井化学と徳山通運との3社による山口-大阪間の鉄道輸送への転換と、三井化学との福岡-千葉間の鉄道輸送への転換。山口-大阪間では、化学製品のトラック輸送を新南陽駅-大阪貨物ターミナル駅間の鉄道輸送に転換し、年間のCO2排出量を65トン(削減率90%)、ドライバーの運転時間を786時間(同90%)それぞれ削減した。

福岡-千葉間でも、化学製品のトラックによる小ロット輸送を鳥栖貨物ターミナル駅-千葉貨物駅への鉄道輸送に転換。千葉の拠点を経由することで1回あたりの輸送効率を向上させ、CO2排出量を年間56トン(同84%)削減した。ドライバーの運転時間も1116時間(同79%)削減して、ドライバーの負担を軽減した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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