財務・人事IoT(モノのインターネット)やロボット技術開発のFIGは23日、マッコーリー・バンク・リミテッド(オーストラリア)から23億3600万円の資金調達を行うと発表した。
同社が成長事業に位置付けているロボット事業では、搬送ロボットの技術開発を進めるとともに、すでに大手の半導体メーカーや自動車メーカーの製造現場にAGV(無人搬送車)、AMR(自律走行搬送ロボット)を導入するなど、着実に進展しているという。
2022年にはロボティクスベンチャーの匠(福岡県大野城市)と資本業務提携を結び、同社との共同開発などで製品ラインアップを拡充。23年には自社オリジナルの協働ロボット「WILL」を開発するとともに、WCS(倉庫制御システム)を内製化するなど顧客提案力も強化してきた。
同社の現在のメインターゲットはFA・自動化向け市場だが、今後はサービス分野への進出も検討。飛躍的なロボット事業拡大の実現のため、匠との提携によるインオーガニック成長とさらなるソフトウエア開発の強化が重要であるとし、強固な財務基盤を維持しつつ、機動的な投資判断を行うため、今回の資金調達に至ったとしている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com