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NPP1Qは減収減益、顧客の在庫減でレンタル不振

2024年7月25日 (木)

財務・人事日本パレットプール(NPP)が25日発表した、2025年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比5.9%減の17億4800万円、営業利益が同58.1%減の9100万円、最終利益が75.2%減の6400万円と減収減益だった。

景気の先行きが依然として不透明な状況のなか、主要取引先の石油化学樹脂関連企業向けレンタルは、顧客側の生産調整や在庫削減などの影響を受けて取引数量が減少、一般顧客向けレンタルも減産などの要因によりレンタル需要が伸び悩んだ。

費用面では、パレットの新造投資を抑制して現有資産の有効活用を図ったことで減価償却費は減少したが、顧客側の在庫削減などの動きによってレンタル期間が短縮される傾向が続き、レンタルが終了したパレットの回収・回送にかかる運送費やデポ保管料などが増加した。

通期連結業績予想は、売上高が前年比0.9%増の76億5000万円、営業利益が同34.8%増の10億5000万円、最終利益が61.1%増の8億5000万円の増収増益としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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