岡谷鋼機、桑名金属工業を買収

M&A岡谷鋼機は1日、桑名金属工業の全株式を取得し、同社の事業開始を発表した。桑名金属工業は、戸畑鋳物を前身とし、鋳物やステンレス継手、半導体製造装置用精密流体制御機器などを開発・製造する企業である。今回の事業開始により、桑名金属工業は、三重県桑名市に本社を構え、グループ会社として日本国内外に拠点を持つこととなった。新たなスタートを切る同社は、伝統を重んじつつも、技術革新を通じて社会貢献を目指している。

桑名金属工業の沿革は、1910年に設立された戸畑鋳物に始まり、日立製作所や日立金属を経て、現在の事業体制に至っている。今回の事業開始は、地元の支援とともに地域に根ざした企業としての成長を目指している。

この事業開始により、岡谷鋼機はグループ全体の製造・開発能力を強化し、特に半導体製造装置向けの精密流体制御機器や継手バルブ分野での市場競争力を高める狙いである。今後も岡谷鋼機と桑名金属工業は、持続可能な製品開発と高品質なサービス提供を通じて、さらなる成長を目指すとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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