財務・人事日本郵政が9日発表した、2025年3月期第1四半期決算によると、子会社の日本郵便の経常収益は前年同期比3.6%増の8322億円、経常損益は160億円の赤字(前年同期は84億円の黒字)、最終損益は182億円の赤字(同94億円の黒字)と増収減益だった。
郵便・物流事業は、ゆうパックなどの荷物は増加したものの、郵便が5.7%減と低調に終わり、総取扱数量が2.2%減の41億9300万通。売上高は45億円減の4783億円と減収だったことに加え、人件費や経費が増加し、営業損益は364億円の赤字(70億円の赤字)を計上した。
国際物流事業は、フォワーディング収入の増加などで売上高が212億円増の1247億円と好調も、人件費や経費がかさんだことで、営業利益は1億円増の9億円と前年と同水準で推移した。
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