ボルボ、DSVから電気トラック300台を受注

DSV試用にカラーリングされたボルボのトラック（出所：ボルボトラック）

サービス・商品ボルボ・トラックス（ドイツ）は22日、世界的な物流企業であるDSV（デンマーク）から300台の電動トラックを受注したことを発表した。この契約は、物流業界における脱炭素化を進める大規模な取り組みの一環であり、ボルボ・トラックスにとってはこれまでで最大規模の電動トラック注文となる。また、DSVはヨーロッパで最大級の電動トラック船団を保有することになる。

今回の受注は、DSVが掲げるサステナビリティ目標の達成に向けた重要なステップであり、同社はこれらの電動トラックを2025年からヨーロッパ全域での物流業務に導入する予定である。ボルボ・トラックスが提供する電動トラックは、ゼロエミッションを実現しつつ、高いパフォーマンスと長い航続距離を誇る最新の技術を採用している。これにより、DSVは環境負荷を大幅に削減しながら、効率的な物流サービスを提供することが可能となる。

特に注目されるのは、電動トラックの導入により、物流のラストマイル部分でのCO2排出を大幅に削減できる点である。DSVは、都市部での配送業務で電動トラックを活用することで、都市環境の改善にも寄与することを目指している。

さらに、ボルボ・トラックスは、DSVとの連携を強化し、今後も電動トラックの供給を継続していく意向を示した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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