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日の丸自、脱炭素事業で都の事業に選定

2024年8月23日 (金)

環境・CSR日の丸自動車興業(東京都文京区、以下、日の丸)は23日、ユーグレナ(東京都港区)と共同で、東京都が推進する「バイオ燃料活用における事業化促進支援事業」の事業者に選定されたと発表した。この事業は、東京都の脱炭素化およびバイオ燃料関連産業の活性化を目的としており、環境負荷の少ないバイオ燃料を用いた車両の商用化・実装化を支援するものだ。

日の丸は、東京駅の東西を結ぶ無料巡回バス「丸の内シャトル」「メトロリンク日本橋」「メトロリンク日本橋Eライン」および都市観光バス「スカイホップ」「スカイバス」に、ユーグレナが供給する混合バイオ燃料「サステオ」(軽油/HVO20%混合)を導入する。この燃料の使用により、従来の軽油に比べて20%相当のCO2排出量削減を目指し、都内における脱炭素推進に寄与することを目指している。

さらに、この取り組みは2024年10月から2026年3月までの期間に実施され、その間に車両内外で行われるプロモーション活動を通じて、混合バイオ燃料の有効性を広く訴求する予定である。これにより、都民や観光客に対して環境意識の啓発を図るとともに、持続可能な事業運用の検討が行われる。

東京都の「ゼロエミッション東京」を実現するための一環として実施されるこのプロジェクトは、今後、混合バイオ燃料の普及とともに、東京都全体の脱炭素化に向けた重要な一歩となるだろう。日の丸自動車興業は、このプロジェクトを通じて、環境負荷の低減と持続可能な都市交通システムの構築に貢献していく考えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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