拠点・施設三菱商事都市開発は23日、神奈川県川崎市川崎区東扇島に初の冷凍自動倉庫の開発に着手したと発表した。同社は、2013年よりMCUD LOGISTICSシリーズとして物流施設開発を行っているが、冷凍自動倉庫の開発は今回が初となり、霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)との協業で開発が進められる。
この冷凍自動倉庫は、-25度という超低温環境で自動化された管理が可能であり、冷凍食品の鮮度を長期間維持できる。また、東京都心や横浜中心部といった二大消費地に近接しており、物流効率を高める立地特性を持っている。さらに、東京港や横浜港、羽田空港にもアクセスしやすく、首都圏全域を広くカバーできる優れた交通利便性が特長である。
開発計画によると、敷地面積はおよそ5000平方メートルで、延床面積はおよそ2万724平方メートルを予定している。建物は3階建てで、1階には冷蔵倉庫(5度)および事務室が設置され、3階には冷凍自動倉庫が配置される。この自動倉庫は吹き抜け構造であり、食品の効率的な保管・管理が可能となる。2024年11月に着工し、2026年夏に完成を予定している。
■東扇島冷凍自動倉庫開発案件・開発概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島
物件種類:冷凍自動倉庫
敷地面積:5,000m2
延床面積(予定)※ 20,724m2
計画概要(予定) 1階:冷蔵倉庫(5℃)・事務室、2階:事務室、3階:冷凍自動倉庫(-25度)
着工時期:2024年11月予定
完成時期:2026年夏予定
※自動倉庫は吹き抜け構造で床がないため延床面積は仮想床での面積を記載
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