近畿圏7月貿易、輸出入とも伸長

調査・データ大阪税関がこのほど発表した、7月の近畿圏貿易概況（速報）によると、輸出は前円同月7.7％増の1兆8987億円、輸入は同13.8％増の1兆7876億円、差し引き1111億円の出超だった。輸出は3か月連続、輸入は4か月連続で増加した。

輸出では、「半導体等電子部品」（2272億円、20.3％増）「鉄鋼」（932億円、25.4％増）が好調だった一方、「無機化合物」（274億円、38％減）、「医薬品」（365億円、24.2％減）は低調だった。

輸入では、「医薬品」（1377億円、40.6％増）、「天然ガス及び製造ガス」（1056億円、36.3％増）が増加したが、「原油及び粗油」（610億円、19.3％減）などが減少した。

地域別では、ASEAN（東南アジア諸国連合）向け輸出が9.8％増の3283億円と、7月での過去最高を記録した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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