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CRE、3Qの物流不動産マーケットレポート発行

2024年11月1日 (金)

調査・データシーアールイー(CRE)は10月31日、今年第3四半期(7-9月)の賃貸倉庫市場の動向をまとめた「倉庫・物流不動産マーケットレポート(β版)Ver. 202409」を発行したと発表した。延床面積1万平方メートル以上の賃貸大型倉庫を中心に首都圏と関西圏、九州圏、中部圏での需給状況や空室率などを解説している。

レポートによると、首都圏では大型倉庫への需要が小休止し、供給が上回っている。このため、空室率は9.14%となり、第2四半期(4-6月)に比べて0.88ポイント上昇した。

関西圏では、旺盛な需要が続いているものの、新規供給数が上回り、空室率は3.5%となった。前四半期に比べ0.91ポイント上昇している。

九州圏も新規供給が続いており、供給が需要を上回る状態となっている。空室率は全四半期比で1.70ポイント増の6.63%となった。

中部圏は、新規供給物件に空室が残るものの、既存物件の空室が埋まりつつある。空室率は14.94%と依然として高いものの、前四半期に比べて4.18ポイント低下した。

また、同社が管理する首都圏の中小型倉庫では、事業者の倒産や廃業が出る一方、増床の動きもあり、空室率は1.11%と前四半期をわずかに0.07ポイント下回った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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