荷主常石造船(広島県福山市)は7日、10月19日に「第23回 常石技能オリンピック」を開催したと発表した。造船技能の向上と高い建造品質の実現を目指し、溶接や塗装など造船に不可欠な技能を競うこの大会には100人の選手が参加し、日頃の業務で培った技術を披露した。

▲各種目の競技に臨む選手たち(出所:常石造船)
大会では「小組部材溶接競技」「ガス切断競技」「薄型立向上進溶接競技」「天井クレーン競技」「梯子刷毛塗競技」「電動フォークリフト運転競技」「配線結線競技」の全7種目で、各選手が技術の精度を競い合った。
常石技能オリンピックは2001年に初回を開催し、以降毎年開催。初期は溶接競技のみであったが、回を重ねるごとに種目を増やし、技能向上と技術の継承を目指している。11年からは中国工場、12年にはフィリピン工場でも開催され、グローバルな製造拠点全体で技術の磨きをかけている。
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