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アマゾンのVC、自動化開発に10億ドル投資

2024年11月22日 (金)

公募・入札アマゾン(アメリカ)は20日、同社のイノベーションに関する取り組みについて発表した。同社は2022年に、投資ファンド、アマゾン・インダストリアル・イノベーション・ファンドを設立。倉庫や物流施設の自動化に取り組むヨーロッパのスタートアップを対象に、優れた技術や製品を持つ企業を募るイノベーションチャレンジプログラムを開始した。自動化によるファースト マイルの運用変革がテーマで、特に有望と思われる企業には直接投資を行う。

同ファンドは倉庫の自動化とサプライチェーンのイノベーションを促進し、支援することを目的としており、総額10億ドルの投資を行うとしている、22年の立ち上げ以来、有望なテクノロジー企業に10件近くの投資を行ってきた。昨年12月にはコンテナの荷降ろしロボットを開発しているRightbotや、倉庫内などを自律走行してピッキングなどを行うロボットを設計したInstockに投資した。

今年8月からは、投資先として有望なスタートアップを発掘するため、イノベーション チャレンジを開始。1回目はパッケージの中身を確認したり検査したりする技術や製品の開発に取り組む企業を募集した。その結果、電波を使ってパッケージの中身のカラー 3D画像を即時に作成する技術を開発したSpectrohmなど6社が選ばれた。

10月には中間物流施設の業務効率化や自動化に取り組む企業を募集。高度なゲートハウス自動化やヤードの可視化を可能にする技術を開発したEAIGLEなど3社が投資先として選ばれた。

3回目となる今回は、自動化によるファーストマイルの運用変革をテーマに、特に自動パレット荷降ろしや自動ケース移動、自動デカンテーションの技術を重点分野とする。

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LOGISTICS TODAY編集部
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