
▲シーバ フォープラネット(出所:シーバロジスティクス)
サービス・商品フランスの物流会社、シーバロジスティクスは26日、CO2排出量削減のために同社が開発したツールや手法などをもとに、企業の取り組みをサポートするサブブランド、「シーバ・フォープラネット」を立ち上げたと発表した。
同社は2050年までにネットゼロを達成するとの目標を掲げており、倉庫や車両管理、輸送などのパートナー企業とともに、CO2排出量の削減に取り組んでいる。今後、シーバ フォープラネットのもとで、さまざまな取り組みを統合し、新たなシステムやツールを開発するとともに、企業向けのサービスを展開する。
物流企業に対しては、エコ計算アプリなどCO2排出量の測定、最適化に必要なツールを提供。5段階の変革プログラムを通じてサプライチェーンを変革させるコンサルティングなども行う。
循環型経済の実現に向けて、サプライチェーンのリサイクル推進もサポートする。同社は自動車、小売、ヘルスケア、テクノロジーなど、さまざまな業界の企業と協力して、クローズドループサプライチェーンやリバースロジスティクスプロセス、修理や再生、再販などの製品引き取りプログラムを開発している。これによって今年上半期、1万キログラム以上のプラスチックの使用を削減した。
こうした経験や実績をもとにフォープラネットでは、使い捨てのパッケージを再利用可能なパッケージングや消耗品に置き換えるなどして、サプライチェーンでのリサイクルやリユースの推進に取り組む企業をサポートする。
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