サービス・商品SHKライングループ(大阪市北区)は26日、同社グループの中核物流企業である関光汽船が、中国・煙台発で日本向けの複合一貫輸送サービスを開始したと発表した。
同サービスは煙台フェリーによる平澤までの海上輸送、韓国内陸輸送を経て、グループ企業である関釜フェリーで日本の下関まで貨物を輸送する仕組みで、週3便の運行を予定している。輸送時間は38時間で、従来の輸送網に新たな選択肢を加えることで利便性を高め、物流需要に対応する。
同サービスを開始した背景には、山東省からの高速船がEC(電子商取引)貨物の増加に伴い船枠の逼迫が発生しており、溢れた貨物のバックアップルートとしての役割が期待されている。また、同地域に多く存在する日本向けアパレルや自動車関連工場を主要ターゲットとし、効率的な物流網の提供を目指している。同サービスは既存の青島、石島、大連ルートに加え、さらなる輸送ニーズに対応する形となる。
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