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オークラ輸送機、宅配水工場への機器導入事例を公開

2025年1月17日 (金)

(出所:オークラ輸送機)

調査・データ機器製造販売のオークラ輸送機(兵庫県加古川市)は16日、国内最大規模の宅配水工場に、同社のマテハン機器を導入したプレミアムウォータープロダクツ(岐阜県北方町)の導入事例をホームページに掲載した。最新の自動化設備を導入し、大幅な省人化と量産化を目指す工場となった。

オークラ輸送機の機器が導入されたのは、同社3か所目の生産拠点となる岐阜北方工場で、梱包から出荷までの工程に、ロボットパレタイザーやトラックローダーなどオークラのマテハン設備が採用された。工場では30人の人員で月間240万本を生産できる。

ロボットパレタイザーは製函機の上流に設置され、パレット積みされた結束段ボールシートを専用ハンドで1束ずつ確実にばらしていく。梱包ラインにも2台のロボットパレタイザーが導入され、箱詰めされたケースを4ケース(50キロ)単位にパレタイズする。

出荷ヤードでは、トラックローダーが、自動倉庫から次々と出荷ヤードに送り出される実パレットを16パレットごとまとめて一気に10トントラックへと積み込む。これまではフォークリフトを使って30分から40分かかっていた作業だが、自動化によって3分半で積み込めるようになった。現在1日の平均出荷トラック台数は約40台だが、100台程度の出荷量まで対応できる。

同社では「トラックローダーの導入で劇的な効果が出ることを確信していた。現在、ドライバーの荷待ち時間はほとんどなくなり、2024年問題への対策にもつながっている」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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