
(出所:エイトノット)
サービス・商品自動航行システム開発のエイトノット(堺市北区)は23日、広島県大崎上島町と竹原市を結ぶ定期航路で、自動航行船を使用した試験運航を13日に開始したと発表した。この試験運航は、国内初となる自律航行システムを搭載した小型船舶(19トン)によるもので、3月31日まで実施される。
同プロジェクトでは、自律航行プラットフォーム「エイトノット AI CAPTAIN」を既存の小型船舶に搭載し、離島地域の交通インフラの維持と利便性向上を目指す。試験運航では、早朝、夜間に住民の移動手段として提供するほか、生協ひろしまとの連携により、生野島への商品配送も行う。
エイトノットによれば、AI(人工知能)やセンサー技術を活用することで、安全な運航や障害物の回避が可能となり、船員の負担軽減にも寄与するという。さらに、国内の旅客船の多くが20トン未満の小型船舶であることから、この技術の実用化が交通・物流課題の解決につながることが期待されている。
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