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三菱電機、愛知・新城工場に最新鋭ライン導入

2013年8月6日 (火)

荷主三菱電機は6日、モーターの生産体制強化に向け、名古屋製作所新城工場(愛知県新城市)で25億円の設備投資を行い、FA機器を使用した最新鋭の生産ラインを導入すると発表した。

高性能・高効率の三相誘導電動機とNC工作機械用主軸モーターを短納期で供給するモーターの生産体制の強化を図るもの。世界的な需要増加に対応する。

FAシステム事業のマザー工場である名古屋製作所の新城工場に最新鋭の生産ラインを導入し、グローバル供給拠点として整備を図る。

三相誘導電動機は、国際的な環境意識の高まりから各国で高効率法規制の導入が進んでおり、国内でも2013年度中に告示されることとなっている省エネ法の改定で、これまで以上に高効率なトップランナー機種の需要が大幅に増えるとみられている。

また、NC工作機械用主軸モーターは、中国・ASEANなどの新興国で伸長する工作機械需要に伴い、高速・高トルク・低振動な高品質の主軸モーターの需要増加が見込まれる。

そこで、三菱電機は三相モーター、主軸モーター生産の中核となる鉄心・巻線・機械加工の設備を中心に最新鋭の設備を導入し、短納期で高品質の製品を多品種小ロット生産するラインを整備する。また最新のFA機器を使用した生産ラインを構築し、同社が提唱する工場の見える化「e&eco-F@ctory」のモデルラインを構築する。