財務・人事日本パレットプール(NPP、大阪市北区)は27日、2025年3月期第3四半期の決算を発表した。売上高は前年同期比9.6%減の52億4800万円、営業利益は同51.8%減の3億1500万円、最終利益は同54.4%減の2億6500万円となった。
同社は、石油化学樹脂関連企業向けレンタル事業において、国内需要の減少や在庫調整の影響で取引数量が減少したことを主な要因として挙げている。また、その他の一般顧客向けレンタル需要も減少した。一方で、顧客の在庫削減に伴いレンタル期間が短縮されたことにより、運送費や保管料の増加が見られたが、新造パレット投資を抑制し既存資産を有効活用したことで、減価償却費が削減された。こうしたことを受け、減収減益となった。
25年3月期通期の業績予想は据え置かれ、売上高は前年比5.8%減の71億4600万円、営業利益は同32.5%減の5億2500万円、最終利益は同22.9%減の4億600万円を見込んでいる。
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