
(出所:ダイムラートラック)
環境・CSRダイムラートラック(ドイツ)は、子会社の三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)が、ことし2月からeCanter(イーキャンター)の使用済みバッテリーをエネルギー貯蔵システムに再利用する「Battery 2nd Life」イニシアチブを開始すると発表した。
同社は次世代電池貯蔵システムを開発するCONNEXX SYSTEMS(京都府向日市)と共同でフィールドテストを実施する。この試験では、eCanterから取り外した使用済みバッテリーをCONNEXX SYSTEMSが開発した「EnePOND EV Charger」に転用し、電気自動車の充電ステーションに統合する。このシステムにより、既存の電力網への負荷軽減や複数の電気車両の高速充電が可能となる。
また、停電時でも迅速な充電が可能であり、充電インフラの拡大やコスト削減にも寄与する。加えてバッテリー寿命を延ばすことで、電気自動車の導入コスト削減と循環型経済の構築に貢献する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com