中国物流連、物流費対GDPは14.1％に低下

調査・データ中国物流連合会は11日、2024年の全国物流運行状況を発表した。物流の総額は36兆6000億元で、前年より5.8％増加し、増加率は前年より0.6ポイント上昇した。物流コストの低減や効率改善が進み、全体的に安定した成長を見せた。

2024年の社会物流総費用は19兆元で、前年比4.1％増加した。GDP比は14.1％で、前年から0.3ポイント低下し、物流コストの改善が進んでいる。構成としては、輸送費が10兆3000億元（5.0％増）、保管費が6兆4000億元（3.8％増）、管理費が2兆3000億元（1.3％増）となった。さらに、物流業の総収入は13兆8000億元で、前年比4.9％増となり、増加率は前年を1ポイント上回った。

物流総額の内訳として、農産品の物流総額は5兆5000億元（前年比4.0％増）、工業品は31兆8400億元（5.8％増）、輸入貨物は18兆4000億元（3.9％増）、再生資源は4兆4000億元（15.7％増）、単位および住民物品の物流は13兆9000億元（6.7％増）だった。特に再生資源物流の成長率が高く、持続可能な物流の発展が進んでいることを示している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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