フェデックス、マレーシアで越境EC新サービス開始

サービス・商品フェデックスは13日、国際Eコマース配送サービス「フェデックス・インターナショナル・コネクト・プラス」のマレーシアでの提供拡大を発表した。新サービスは、マレーシアのEC（電子商取引）事業者向けに米国と欧州への配送を低コストで実現する。荷物の受け取り場所や配達日時の変更など柔軟な配送オプションを提供し、追跡システムで配送状況を可視化する。

同国のEC市場は27年までに約150億ドル規模に成長する見通しだ。政府はEC戦略ロードマップやデジタル自由貿易特区の設置により、中小企業の越境EC展開を支援している。

フェデックス・マレーシアのティエン・ロン・ウーン社長は「当社の広範なネットワークとデジタルツールで物流の課題を解決し、中小企業の海外展開を後押しする」と説明。配達完了時の写真提供など、受取人の利便性向上にも注力する方針を示した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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