調査・データツナググループ・ホールディングス(東京都中央区)を母体とする、多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」は20日、官公庁などが発表する労働市場関連のデータを基にした「労働市場データレポート」の2024年12月度を公表した。
2024年12月度の有効求人倍率(季節調整値)は1.25倍で、3か月連続で同水準だった。前年同月差はマイナス0.02ポイントで17か月連続のマイナスだった。パートのみの求人倍率は1.19倍、正社員の有効求人倍率は1.03倍となり、正社員の有効求人倍率は前年同月差プラス0.03ポイントと3か月連続で前年同月より上昇した。
完全失業率(季節調整値)は2.4%で前月差マイナス0.1ポイント、前年同月差マイナス0.1ポイントというだった。年齢階級別では、45-54歳(プラス0.2ポイント)と55-64歳(プラス0.2ポイント)が前年同月より上昇した。完全失業者数は154万人で、前年同月より2万人減少した。
新規求人数の伸び率は前年同月比マイナス3.7%で、2か月連続で減少。産業別の伸び率では運輸業・郵便業は前年同月比6.1%減、前月比で9.4%減だった。そのほか情報通信業(9.3%増)、宿泊業・飲食サービス業(5.2%増)で増加となり、生活関連サービス業・娯楽業(8.6%減)、製造業(7.6%減)などで減少した。
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