JCRファーマ、新製剤工場を建設

▲完成予想図（出所：JCRファーマ）

メディカルJCRファーマは25日、神戸サイエンスパークセンター内で新製剤工場の建設を開始したと発表した。同工場は、隣接する原薬工場と連携し、有事におけるワクチンの受託生産体制を整えることを目的としている。経済産業省の「ワクチン生産体制強化のためのバイオ医薬品製造拠点等整備事業」の補助金を活用し、建設を進める。

新製剤工場は、製剤棟・事務棟・自動倉庫棟の3棟構成で、すべて地上3階建てとなる。敷地面積は2万7557平方メートル、建築面積は5060平方メートル、延床面積は1万4775平方メートル。工期はことし2月から2026年9月までを予定し、総工費は250億円。平時は同社のバイオ医薬品製造を行い、血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo」を活用したタンパク質製剤の生産拡充を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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