
(出所:ダイムラートラック)
国際ダイムラートラック(ドイツ)は25日、メルセデス・ベンツ・トラックが新型EV(電気自動車)トラック「eActros 600」量産型プロトタイプの北ヨーロッパのテストツアーを実施したと発表した。
同ツアーは「eActros 600」の実用性について、北ヨーロッパのさまざまなルートや地形、気候帯での冬季運用でテストし、冬の気温や道路状況がエネルギー消費に与える影響についてテストするもの。今回の結果に対し、同社は非常に効率的な結果だったと評価した。
テスト結果について、平均気温がマイナス2度の環境下で雪のない路面を走行した場合、エネルギー消費量が25%増加していることがわかった。このうち4%は夏に比べて回生電力が低いことに起因し、主に転がり抵抗と空気抵抗の増加によるもの。また日中は室温を21度、夜間は19度に設定して運行したが航続距離は2-5%の減少に留まり、大きな影響は与えなかった。
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