調査・データ第一生命保険は11日、全国の小学生・中学生・高校生合計3000人を対象に実施した第36回「大人になったらなりたいもの」調査の結果を発表した。アンケートでは、将来の職業観に関する動向が明らかとなり、特にデジタル関連職やスポーツ選手の人気が高まっていることが示された。
調査では、小学生男子のランキングで「野球選手」が9.5%を獲得し、3位にランクインした。これは2020年のインターネット調査への移行以降初の結果であり、メジャーリーグでの活躍が日々報じられる環境が影響したとみられる。また、「運転士/ドライバー」が8位(3.6%)に入るなど、物流関連職への関心も一定数確認された。中学生男子では「YouTuber/動画投稿者」「ゲームクリエイター」「ITエンジニア/プログラマー」など、デジタル関連職業の人気が顕著で、建築士も7位(3.4%)にランクインした。
高校生男子では、初めて「社長/起業家」が6位(3.5%)に入った。アントレプレナーシップ教育の影響もあり、将来的に起業を目指す若者が増えていると考えられる。一方、高校生女子では「会社員」「公務員」「看護師」が引き続き上位を占めた。看護師については、少子高齢化の影響で需要が増大していると見込まれる。
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