
▲自動車戦の荷役の様子(出所:日本船主協会)
環境・CSR日本船主協会は13日、海事産業の重要性を学校教育に取り入れる取り組みの一環として、世田谷区立砧南小学校の5年生200人を対象に、自動車工場の見学と併せた自動車船ターミナル見学会を2月25日に実施したと発表した。この見学会は関東運輸局の主催で、商船三井の協力のもと開催された。
見学会は午前と午後の2部制で行われ、まず川崎マリエンの会議室で講義を受けた後、バスで自動車船ターミナルに移動し、実際の荷役作業を見学した。講義では商船三井の航海士が船員の仕事内容や船上生活について説明し、児童たちは船員の勤務体系や船内での食事などに関心を示した。また、見学対象となる自動車船の特徴についても学び、全長200メートルの設計が様々な港に対応しやすい点などが紹介された。児童たちは講義の内容を熱心にメモしていた。
ターミナル見学では、児童たちはバス車内から積み込み作業の様子を観察し、作業員が旗の合図に従いながらチームで効率的に自動車を積み込む様子を学んだ。質疑応答の時間も設けられ、「自動車船の価格」「満載にかかる時間」「ターミナルの自動車が潮風で錆びないか」などの質問があった。
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