ロジスティクス日本郵船は27日、リチウムイオンバッテリーを搭載した電気推進タグボートを建造すると発表した。新造船は京浜ドック(横浜市神奈川区)で建造され、内海曳船(神戸市中央区)が2026年末に運航を開始する予定。モータードライブシステムを国内メーカーで完結させた日本初の電気推進タグボートとなる見込みで、同社はカーボンニュートラルポートの実現に向けた物流インフラの高度化を目指す。
本船には、TMEIC製の大容量高効率リラクタンスモーターと小型水冷ドライブ装置を搭載。船体の推進を支える基幹技術であるモータードライブシステムを国産化することで、国内海事産業の強化に寄与する。また、タグボートとして国内初となるDPS(船舶定点保持システム)を採用し、乗組員の手動調整作業を不要にすることで労働負荷を軽減する。
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