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JMU、環境高性能ばら積み船引き渡し

2025年3月28日 (金)

▲バルクキャリア「FRONTIER HOPE」(出所:ジャパンマリンユナイテッド)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区)は27日、熊本県長洲町の有明事業所で、SOUTHERN ROUTE MARITIME向けに建造していたバルクキャリア「FRONTIER HOPE」の引き渡しを行ったと発表した。同船は、環境性能に優れた独自設計の「N-181000DWT Type Bulk Carrier」シリーズの8番船である。

FRONTIER HOPEは全長292メートル、幅45メートル、喫水18.234メートル、総トン数は9万3691トン。フランス・ダンケルク港の要求仕様を満たす最大船型で、電子制御エンジンや低摩擦塗料、大直径プロペラを採用し、燃費性能を向上させている。さらに、同社独自の省エネ装置「Super Stream Duct」「SURF-BULB」「ALV-Fin」を最適化することで、大幅な燃費削減を実現した。

また、同船は、2025年以降に契約される船に適用される温室効果ガス排出規制(EEDI Phase3)を先取りして満たしているほか、バラスト水処理装置やNOx排出規則TierIIIへの適合、有害物質一覧表の保持など、複数の環境規制に対応している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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