o9Sol、トヨタとSC最適化へSaaS契約

ロジスティクスo9ソリューションズ・ジャパン（オーナインソリューションズ、東京都港区）は1日、トヨタ自動車と先進的なサプライチェーンプラットフォームに関するSaaS契約を締結したと発表した。今回の契約により、トヨタ自動車はサプライチェーンの最適化と業務効率化を図る。プラットフォームの導入により、需給計画や統合事業計画の精度向上が期待されている。

同社は、AIを活用したサプライチェーンプランニングソリューション「o9 デジタルブレイン」を提供しており、今回の導入によってトヨタ自動車は、サプライヤーとの連携強化や迅速な意思決定を実現する。とくにグローバルに複雑化するサプライネットワークにおいて、需要変動への柔軟な対応や供給の安定化に資する基盤整備を進める。

物流の分野では、同社のプラットフォームを活用することで、原材料や部品の調達から完成車の配送までの全工程を統合的に可視化・分析できる。これにより、複数拠点や数百か所のサプライヤーと連携するトヨタ自動車の物流体制は、デジタル技術によって一層の効率化を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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