荷主三菱ケミカルグループは3月31日、福島県いわき市にある三菱ケミカル小名浜工場および新菱いわき工場における全製品の生産を、2027年3月末までに順次終了すると発表した。採算性の悪化と事業ポートフォリオ改革の一環で、合理化と再編を進める。
小名浜工場は、アンモニア誘導品やメタノール、ホルマリン、電子工業用薬品などを扱ってきた。20年には一部製品と小名浜蒸溜社(当時)の事業を新菱いわき工場に移管・統合し、同工場ではファインケミカルや蒸溜精製品などを生産していた。しかし市場環境の変化により、両工場とも事業継続が困難と判断された。従業員については、グループ内での配置転換や再就職支援などの対応を行う。
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